農林水産祭天皇杯をはじめ、数々の受賞経歴をもち、トマトを通じた地域の発展に貢献!
約9割を占める大玉トマトのほか、ミニトマトなど10種類以上を栽培しています。
とまとランドいわきは、オランダ式養液栽培でトマトを育てている市内で有数の農業生産法人です。
ハウス内の環境を最適化することで高品質なトマトの長期的、かつ大量生産を可能にし、その功績から数々の賞を受賞、トマトを通じて地域の発展にも貢献しています。
また、とまとランドいわきのトマトは、農薬などを極力使わない環境に優しい栽培方法で育てられ、甘みや旨味が豊富でみずみずしい食感が特徴です。
これらのトマトは、「サンシャイントマト」として出荷されているほか、自社や市内の直売所、市内のスーパーや一部のコンビニ、オフィシャルホームページでも販売しています。
そのほか、市内の複数の飲食店でもとまとランドいわきのトマトを使った料理を提供しています。
グループ会社には(株)JRとまとランドいわきファームや(株)アグリパークいわきがあります。
【とまとランドいわき オフィシャルホームページ】
http://www.sunshinetomato.co.jp
生産者情報
生産者 | とまとランドいわき |
---|---|
住所 | いわき市四倉町長友字深町30 |
電話番号 | 0246-66-8630 |
営業時間 | 【3月~10月】9:00〜17:00 【11月~2月】9:00~16:30 |
定休日 | 日曜日・祝日 |
オンラインショップ | ワンダーファーム(グループ会社)Yahoo!ショッピング |
情報提供当時と現在の情報が異なる場合がございます。ご了承ください。
写真
代表の鯨岡千春さんは、本州初のハウスでのオランダ式養液によるトマト栽培を始めた先駆者の1人です。
オランダ式養液栽培とは、土の代わりにロックウールなどの培地を使って作物を育てる方法で、栽培環境のコントロールがしやすく、病害虫の被害も少なくなる利点があります。
また、高さ5メートル以上あるハウスは、垂直方向に誘引して生長させるトマトの栽培に適しています。
鯨岡さんは、平成2年に減反政策が進む中、他2名の方と共にこの挑戦をスタートさせました。
その後、長期出荷を可能にする栽培方法を確立させ、平成13年には同社を設立。
生産規模を拡大させて雇用創出にも貢献し、地域活性化の一助を担っています。
そんな鯨岡さんやとまとランドいわきの功績が評価され、農林水産祭天皇杯など、多くの賞を受賞しています。
現在、とまとランドいわきでは、サッカーコート3面弱分に及ぶ約2ヘクタールのハウスで、大玉を中心にミニトマトなど10種類以上のトマトを栽培しています。
苗を植える培地は、土の代わりにヤシの実の皮や繊維を固形状にしたものを使用しています。
養液の供給や日射量、光の強さなどは全てコンピューターにより複合制御しているから驚きです。
受粉はマルハナバチが担い、同園の栽培は伝統と最新鋭が融合したハイブリッド。
また、害虫対策は粘着トラップを使用するなど、環境負荷の低減にも努めています。
それでも、左側のように上部にまで伸びたつるを右側のように落とす「つる落とし」のような作業は人手で行わなければなりません。
つるを落とすことで高所での作業を少なくし、安全で効率よく作業ができるよう配慮がなされています。
こうして育てられたトマトは、「サンシャイントマト」というブランド名で市場に出荷されています。
(※とまとランドいわきでは、他の5団体と組織を形成し、サンシャイントマトをブランド化しています。)
福島県浜通りは日本の中でも日照時間が長く、その光をサンサンと浴びたトマトは、甘みや旨味が強くみずみずしい特徴があります。
生でそのまま食べてもおいしいですが、加熱調理をすると、さらに旨味や甘みが増しておいしくなります。
収穫後すぐに施設内で選別して出荷するため、新鮮なトマトがスーパーの棚に並びます。
収穫されたトマトは、併設された直売所でも購入可能です。
さまざまな品種が並んでおり、8月(苗の植え替え時期)を除いてほぼ周年で購入できます。
ほかにも、グループ会社である「(株)アグリパークいわき」や地元生産者の方が育てた新鮮な野菜や果物も取り扱っており、こちらも手ごろな価格で販売されています。
とまとランドいわきでは、『いわきと言えば、トマト!』と言ってもらえるように、トマト作りをいわきを代表する産業に発展させることを目標にしているとのこと。
そのためも、トマト栽培や農業を職業として選んでもらえるように、就農人口を増やし、トマトの魅力発信にも力を注いでいきたいそうです。
とまとランドいわきでは、『いわきと言えば、トマト!』と言ってもらえるように、トマト作りをいわきを代表する産業に発展させることを目標にしているとのこと。
そのためも、トマト栽培や農業を職業として選んでもらえるように、就農人口を増やし、トマトの魅力発信にも力を注いでいきたいそうです。