いわきが誇る トマトのテーマパーク「ワンダーファーム」を支える
高品質トマトを安定供給!!
JRとまとランドいわきファームは、2014年にJR東日本と有限会社とまとランドいわきによって設立された農業生産法人です。
ワンダーファーム内にある東京ドーム約1/3の広さのハウスでオランダ式養液栽培を取り入れ、年間を通して大玉からミニトマトまで約10種類のトマトを栽培。
GAP認証(JGAP・FGAP)を取得し、品質や安全性にこだわったトマトは、年間600トン生産され、市内をはじめ首都圏などの市外にも出荷しています。
栽培管理には多くの人手を要するため、地域の雇用創出にも貢献し、地域発展の一翼を担っています。
トマトの生産を通じ、トマトの加工・直売・飲食事業を手掛けるグループ会社のワンダーファームと連携して6次化を盛り上げると共に、収穫体験なども通じて、トマトの魅力を多くの人に伝えています。
そんな同ファームの高品質なトマトや加工品は、ワンダーファーム「森のマルシェ」で直接購入できるほか、市内複数の飲食店でも様々な料理で味わえます。
【ワンダーファーム オフィシャルホームページ】
http://www.wonder-farm.co.jp
生産者情報
生産者 | JRとまとランドいわきファーム |
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住所 | いわき市四倉町中島字助五郎1−1 |
オンラインショップ | ワンダーファーム(グループ会社)Yahoo!ショッピング |
情報提供当時と現在の情報が異なる場合がございます。ご了承ください。
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1.7ヘクタールに及ぶ大型ハウス(東京ドーム約1/3個分)内では、約3万7千株のトマトを栽培しています。
生食用だけでなく、加工に使う業務用トマトも栽培しているため、年間を通して生産できる体制を整えています。
JR東日本グループやワンダーファーム、市内の飲食店に出荷しています。
また、生食用の一部は「サンシャイントマト」として市内外のスーパーなどに流通しています。
高品質なトマトを育てる秘訣は、とまとランドいわき同様、オランダ式養液栽培にあります。
ロックウールと呼ばれる培地を土の代わりに使い、その時々の日射量に合わせて、養液や水分の量、回数を調整して自動供給しています。
また、温度、湿度、カーテンの開閉などもコンピューター制御により栽培に適した環境を整えています。
さらに、いわき市ならではの日照時間の長さも加わり、太陽の光をたっぷり浴びて旨味や甘みの詰まったトマトは、苗を植えてから2か月で収穫が可能になります。
しかし、夏場のハウス栽培は、真夏の車内のように高温になるため、安定した収量の確保は難しいと言います。
それでも毎年異なる気候条件に対応し、環境に合った栽培方法を見つけ、お客様の需要に応えていくことにやりがいを感じているそうです。
また、同ファームでは、2種類の「GAP認証」を取得して食品の安全や環境保全だけでなく、労働の安全にも配慮した持続可能な農場経営に取り組んでいます。
従業員は約30名と、地域の雇用創出にも貢献しています。
同ファームで栽培されたトマトは、隣接するグループ会社ワンダーファームの直売所「森のマルシェ」で一年を通して販売しています。
人気の大玉トマトは、「りんか」や「れおん」などの品種があります。
ミニトマトは量り売りで、好きな品種を好きな分だけ購入できます。
また、定番のジュースやドレッシングだけでなく、味噌やカレーなど、加工品のラインナップも充実しています。
週末や祝日のほか、GW、夏休みなどの長期休暇期間には、トマトを身近に感じられる収穫体験も実施しています。
問合せや申込は、ワンダーファームの公式HPや森のマルシェでも受け付けています。
最後に、「お客様から『年々美味しくなっている』との評価の声をいただいているが、今後もより美味しいトマトを追求していきたい」と話す同ファームの川口さん。
「栽培規模の拡大も視野に入れながら、収量を上げてより多くの方に自慢のトマトを届けられるよう、今後も挑戦と改良を重ねていきたい。」と抱負を語ってくれました。
栽培している野菜
栽培野菜のオススメポイント
生でそのまま食べてもおいしいですが、加熱調理をすると、さらに旨味や甘みが増しておいしくなります。