まるでジブリ映画のような大自然の中で営まれる循環型農業。
寒暖差を活かした高原野菜はどれも高品質。
市内の山間部に位置する入遠野の大自然の中で、年間60種類以上の野菜や果物を少量多品目で栽培している“山さと農園”。
代表の佐藤耕士さんのご両親の代から水稲栽培をはじめ、野菜や果物の栽培、そして養鶏まで幅広く農業を営んでいます。
米作りの副産物であるもみ殻を燻し焼きし炭化したものを鶏の飼料として活用、鶏の出す鶏ふんを田んぼや畑の肥料として活用する、循環型農業にも取り組み、農薬や化学肥料を使用しない栽培を30年以上実践しています。
寒暖差の大きい気候で育てられた農作物は味に深みがあり、野菜や果物はもちろん、自家製の切り干し大根や梅干しなどの加工品も一般の方から料理人まで、幅広い方々に人気です。
山さと農園の農作物や加工品は、市内の飲食店で味わえる他、農産物直売所や市内各地の朝市で購入することができます。
生産者情報
生産者 | 山さと農園 |
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住所 | いわき市遠野町入遠野字天王73-1 |
情報提供当時と現在の情報が異なる場合がございます。ご了承ください。
(最終取材日:2023年12月10日)
写真
周りの山々の山頂と肩を並べる標高の高い畑で、年間60種類以上の野菜や果物を栽培。
約70aの畑では、常に10種類以上の品目が通年で収穫されています。
耕士さんを中心に、ご両親にも協力してもらいながら、栽培管理を行っています。
こちらは、さつまいも、ジャガイモの収穫の様子です。
地中で育つジャガイモを手で掘り起こすのには、時間がかかることから、トラクターを使って掘り起こします。
こちらは、収穫したばかりのニンジン。
肥沃な大地で育つことで、鮮やかなオレンジ色になります。
ハウスでも、玉ねぎや大根の根野菜、小松菜や水菜などの葉物など、さまざまな野菜を栽培しています。
こちらは、ニンニクの成長過程で葉が育った葉ニンニクで、栄養が地中へと移行する前に収穫します。
葉ニンニクは、特に四川料理をはじめとする中華料理で重宝されています。
山さと農園では、鶏ふんを使った独自のぼかし肥料を施肥しながら、栽培期間中は農薬や化学肥料を使用しない、身体と環境に優しい農業を実践しています。
こちらは、もみ殻を燻して作った燻炭(くんたん)。
燻炭は土に漉き込んで、土壌中のpH調整や、排水性や保水性を高めて土をふかふかにする効果が期待できます。
また、飼育している鶏の飼料としても活用しています。
飼育している鶏は平飼いにして、自然に近い環境で育てています。
ストレスの少ない飼育環境にすることで、濃厚な味わいの有精卵ができます。
こちらは、人気の自家製切り干し大根。
寒暖差が大きいことから、深みのある味になるため、一般の方から料理人まで幅広い方に人気の逸品。
丹精込めて作られた新鮮な農作物や加工品は、 農産物直売所 そのふぁで購入可能です。
特設コーナーが設けられるほどの高い人気を誇り、特に、昔ながらの味わいが楽しめる梅干しにはファンが多く、棚に並んだとたんに売り切れてしまうことも。
このほか、平のレンガ通りで行っている百姓の市やぷろぱんす56朝市などでも販売しています。
山さと農園では次の臨時開催の朝市等にも参加しています。
<ちいさな市>
▶︎開催日時
毎月第3日曜日
10:00-12:00
▶︎開催場所
いわき市平「コノイエ」
<百姓の市>
▶︎開催日時
毎週日曜日
10:00-11:30
▶︎開催場所
いわき市平レンガ通り(「フラワーズ ハナカ」前)
<ぷろぱんす56朝市>
▶︎開催日時
毎月第2・4日曜日
6:30-8:00
※4月第4週〜11月第4週の間
▶︎開催場所
いわきニュータウン
また、有機栽培に取り組んでいる山さと農園では、世界に広がる有機農場とそこで手伝いたい・学びたいと思っている人とを繋ぐ「WWOOF(ウーフ)」の受入農場にもなっています。
耕士さんは、今後も家族で力を合わせて、栽培作物を調整しながら自然循環型の農業を続けていきたいと考えています。
そして、自然の恵みに溢れた農作物や加工品を届けていきたいと語ってくれました。
小松菜、スナップえんどう、キャベツ、ニンジン、ジャガイモ、タマネギ、バターナッツ、モロヘイヤ、つるむらさき、空心菜、ズッキーニ、ゴーヤ、葉ニンニク、柚子、いちじくなど、多数の野菜や果物を栽培しています。