低農薬にこだわって栽培しています。
少量ずつ多品種に渡ってチャレンジしながら育てています。
櫻井さんの野菜は市内飲食店で食べられます。
畑は5枚で約25アール、米は約5反5畝を作っており、年間でおよそ100種類の野菜を育てています。
東京で働いていましたが、退職後にご主人の実家であるいわき市に夫婦で移住してきました。
サクライファームの特徴として「減農薬」、「少量多品種」が挙げられます。
野菜や果物の他、ハーブの栽培も積極的に行っています。
自身も自然の一部だということを実感しつつ楽しみながら栽培しています。
自分が食べたいものを作っているうちに種類、量が増えてきました。
作った野菜をプレゼントすることで友達の輪も広がり、「おいしかったよ」と言われることが嬉しくて、ますます育てる意欲がわいてきました。
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主に力仕事や農機具の運転は三千男さんが行い、全体の栽培計画等は眞里子さんが行っています。
眞里子さんは農家の出身だからか土いじりをしていると落ち着くそうです。
米と野菜を多種に渡って栽培しています。
いわき移住前も小さい規模で行っていましたが、いわきに移住してから少しずつ拡大していき、気が付けば現在のように規模が大きくなっていきました。
珍しい野菜にも試行錯誤しながらチャレンジし、成功したときの達成感が何よりも楽しいそうです。
(写真上:会津小菊、写真下:紫十六ササゲ)
こちらはいわき昔野菜の花豆です。
いわき昔野菜の栽培にも取り組んでます。
採取できた種は翌年蒔くと丈夫な作物ができ、虫の被害も少ないように感じるそうです。
土地に合った種に変化しているのかも知れないと櫻井さんは話します。
ハウス栽培や露地栽培で季節ごとに状況を確認しながら栽培しています。
約25アールの畑では野菜が次々と収穫期を迎えていきます。
こぼれ種から勝手に発芽する作物もありますが、野菜はほとんど種から育てています。
こちらはブドウ棚です。
野菜だけでなく果物も育てています。
育てたことのない品種でも、農業のプロに聞いたり調べたり試行錯誤しながら栽培しています。
うまくいかない時もありますが、農業日誌で管理しているので次に活かすことができます。
(写真上:キウイフルーツ、写真下:小玉スイカ)
様々な用途で使える、ハーブの栽培にも力を入れています。
それぞれのハーブに特徴があり、調理の際はシーンに応じて使い分けます。
また栽培に関しても手軽に始められるのでオススメです。
夫婦で力を合わせて収穫するサクライファームの野菜は、味に定評があります。
人と人とのつながりを大切にする櫻井夫婦の優しい人柄がそのまま野菜作りにも反映されています。
オイシイナ(収穫期:12月~4月)、花豆(収穫期:8月と11月)、トウナ(収穫期:3月~11月)、十六ササゲ(6月下旬~9月)
米、小麦、トマト、ナス、地這きゅうり、アスパラ、レタス、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、
パプリカ、ピーマン、ミョウガ、ニラ、空心菜、ゴーヤ、ニンニク、大根、じゅうねん、トウガラシ、
インゲン、四角豆、アオバタ、黒豆、むすめきたか、宮下いんげん、白ゴマ、黒ゴマ、モロヘイヤ、ハーブ、
エディプルフラワー(食用花)、ケール、オカヒジキ、オカノリ、冬瓜、干瓢、コリンキー(サラダカボチャ)、
サツマイモ、とっくりいも、里芋、キクイモ、ヤーコン、いちじく、栗、トウモロコシ
栽培野菜のオススメポイント
ハーブを料理に活用すると、いつもの料理がワンランク上の味になります。
比較的簡単に栽培できるハーブを活用してみてください。
ex)茹でたじゃがいもに塩・胡椒・ディルをふりかけたこふきいも、ハンバーグの中にオレガノのみじん切りを入れる、ウィンナーソーセージとセージの葉を一緒に炒める、ワインの中にローズマリーを1~2週間入れておくとまろやかになる、等