いわき野菜倶楽部の野菜は、濃密な味がします。
甘みが強く、生命力に溢れた野菜です。
直売所で買える他、市内多数の飲食店で食べられます。
代表の佐藤眞一さんは、自然科学系の学校を卒業後、土木系の技術者をしていました。
技術者時代は公共造園に関わっており若い時より植物に関わってきたので、退職後でも出来る旨い有機栽培を勉強し野菜作りを始めました。
自身でも変わった野菜を食べてみたいという思いから市場性のあまりない西洋野菜を作っています。
飲食店から依頼されて、今まで栽培したことのない野菜を作ることもあります。
甘みのある佐藤さんの野菜は直売所や飲食店でファンがつくほど人気です。
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佐藤さんは、市内5ヶ所に3反以上の畑を持っています。
耕作放棄地を借りて栽培しています。
じゃがいもの畑です。
美味しい野菜を作る為、露地栽培にこだわり、露地で出来る時期に栽培するようにしています。
堆肥を冬の間にまいて、追肥はほとんど行いません。
こちらは赤、白、黄、紫のカブです。
佐藤さんは、同じ野菜でも数種類の品種を栽培しています。
こちらは、種まきから発芽したレタスの苗です。
しっかりした苗を作らないとその後の生育に大きな影響が出るので、苗作りの作業は慎重に行います。
畑に定植したレタスとサニーレタスです。
たくさんの日差しを浴びて元気に育ちます。
雑草に負けないの苗で、やわらかなレタスにしています。
こちらは、ルッコラの芽です。
奥にある白い花を咲かせているのが成長した姿です。
成長するとこのような白い花が咲きます。
ちなみに、ルッコラの花も食べることができ、香ばしいゴマのような味がします。
コリアンダーの花です。
「パクチー」の呼び方でピンとくる方が多いかもしれません。
こちらはコーンフラワーです。
お皿に散らすとパッと色合いが付き、華やかさがプラスされます。
いわきであまり馴染みのない野菜も試行錯誤しながら栽培しています。
多くの種類を栽培しているので種まき、育苗、収穫を季節問わず常に行う形になります。
バイクのような形状をしていますが、これは種まき機です。
種まきは立ったりしゃがんだりする作業なので腰や膝に負担がかかります。
佐藤さんはひとりでたくさんの種まきを行うので、種まき機があることで負担軽減になっています。