太陽の恵みを浴びた、太くて柔らかいねぎです。
白根が長くなるようにこだわって栽培しています。
市内スーパーで購入できる他、市内飲食店で食べられる事ができます。
震災を機に東京からいわきに戻ってきた伊藤さんは、自然に囲まれて仕事がしたいという想いがあり、以前から農業に興味があったことから、いわき市内の生産者のもとでの農業研修を経て、2017年から独立して農業を始めました。
元々梨園であった土地の土をそのまま使用しているため、ねぎ栽培では珍しい硬めの土で栽培しています。
ねぎを始めとし、他に里芋とブロッコリーも栽培しています。
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伊藤さんは朗らかで親しみやすい方です。
日当たりと風通しの良い斜面でねぎをメインに里芋、ブロッコリーの栽培をしています。
周りに障害物もなくきれいに整備された土で大切に育てられているため、甘く美味しい野菜が栽培できます。
伊藤さんのねぎは太くて柔らかいのが特徴です。
シャキシャキと柔らかみのあるねぎはお子様からご年配の方まで食べやすいと好評です。
機械で土寄せしてからさらにスコップで土を上げることで白根の部分が長くなります。
硬くて重みのある土を手作業で上げていく事は骨の折れる作業ですが、苦労をかけた分質が良く愛されるネギに育ちます。
硬めの土で栽培すると肥料の効果が長く続くため、連作障害が出にくくなります。
大雨が降った時などの排水対策として、ねぎ畑の外周に深めの溝が掘ってあります。
水が流れた先には乾燥を嫌う里芋が植えてあり、効率の良い栽培方法を実現しています。
十分に水分を吸収して立派に育った里芋です。
ねぎと一緒に豚汁で食べるのがオススメ。
こちらはねぎ畑の隣にあるブロッコリーの畑です。
研修で学んで事を生かして育てたブロッコリーは味が濃く旨味が詰まっています。
土壌の管理に気を使い、連作障害を起こさない土づくりを目標に向上心を持って取り組んでいます。
栽培している野菜
里芋(収穫期:11月~1月)、ブロッコリー(収穫期:12月~2月)