対象を選択

折笠農園

折笠農園
生産者
折笠農園
いわき市遠野町上根本字矢本261

地域の農業を守り、次世代へつなげたい
遠野町の豊かな水と土が育む極上のコシヒカリをお届け!

この生産者について

いわき市遠野町にある折笠農園では、山間の豊かな水と粘土質の土壌を生かした米づくりをしています。
40ヘクタールの広大な水田を守り、高齢の農家から稲刈りを引き受けるなど遠野地域の農業の要となっています。

稲作を軸に、夏はナス、冬は春菊・ネギなど季節の野菜も栽培。
また、地域の小学校での食育活動や新規就農者の育成など、次世代への架け橋となる取り組みも積極的に行っています。

生産者情報

生産者 折笠農園
住所 いわき市遠野町上根本字矢本261

動画

いわき野菜Navi生産者インタビュー

写真

いわき市遠野町にある折笠農園は、豊かな自然の恵みをいかした米づくりを行っています。
40ヘクタールもの広大な水田を管理しているのが、代表の折笠明憲さんです。
折笠さんは元々料理人を志していましたが、もっと根本の部分を担いたいと考え22歳で農家となり、20年近く農業に携わってきました。農家としてのスタートは、2ヘクタールの小さな田んぼからだったそう。今や大規模農園へと成長しています。
「独立して間もない頃は、信用がないから田んぼを任せてもらえなかったのですが、機械操作などの技術を身に付けると周りの農家さんからも信頼してもらえるようになりました。」と折笠さんは語ります。

順調に農家としてステップアップしていたさなか、2011年に東日本大震災が発生。
避難先で一時は農業から離れることも考えた折笠さんですが、田畑のことがひとときも頭から離れず、改めて農業が好きなのだという気持ちを実感したそうです。この経験が、農家として一生生きていく覚悟を持つ転機となりました。

本格的に農業を営むため、2012年に「ミニライスセンター」を設立。
乾燥機、放冷タンク、石抜機、粒選別機、粗選機、籾すり機など、稲をお米にするための機械をひと通り揃え、効率的に作業を行えるようになりました。
設備が整ったことで近隣の農家から稲刈りの依頼が増え、その頃には10ヘクタール分の稲刈り作業を任されるようになったそうです。現在では多くの農家から頼られる存在になり、稲刈りの依頼は、自分の田んぼと合わせると40ヘクタール以上。2ヶ月間毎日刈り取りが続くといいます。

畑では、夏はナス、冬は春菊とネギを栽培。
スーパーの直売コーナーで販売されているほか、市内の飲食店で提供されています。
手間暇かけて大切に育てられた野菜は甘みが強く「おいしい」と定評があります。

また、折笠さんは、地域活動にも精力的に取り組んでいます。
地元の小学校では、食育活動を通して子どもたちに農業の素晴らしさや食の大切さを伝えています。
また、新規就農者の育成にも力を入れ、若手が相談しやすい環境づくりをするなど、次世代と農をつなぐ活動にも余念がありません。
一人で何役もこなす折笠さんには「地域の農業を守りたい」という強い想いがあるのです。

「農業は個人でやる仕事ではなく、地域全体で支え合うことが大切です。若手の育成や組織化にも力を入れ、持続可能な農業の形を実現していきたいです。」
日々、真摯に農業に向き合う折笠さんは、未来に豊かな食と農をつなぐためこれからも奮闘します。

栽培している野菜

収穫期:12月~4月
その他の栽培している野菜

ナス(収穫期:7月~9月)、春菊(収穫期:12月~4月)

栽培野菜を提供している飲食店

いわき市平字田町17-3
豪快な炎はまさに料理のエンターテイメント! 藁の炎で炙ることで香ばしい香りが漂う逸品に仕上がります。 お酒も楽しみながら、ご賞味あれ。

栽培野菜を買える場所

いわき市後田町柳町56
四季を彩る様々な新鮮農産物が揃う、市内最大級のJA直営直売所!
この記事をシェア