農薬と化学肥料を使用しないカラダにも環境にも優しい農業を実践!
「いわき夏井ふぁーむ」の小林勝弥さんは農家の5代目です。
とても勉強熱心にそれぞれの土地に合わせた農薬と化学肥料を使わない生産方法で農業を行っています。
環境保全型農業をずっと行っており、「リビングマルチ」という方法を試しています。
手間はかかりますが、様々な工夫を重ねることで農薬を使わずに見た目にも綺麗な野菜を栽培しています。
食育にも力を入れていて安全・安心で美味しい野菜を提供することが未来につながると考えています。
【Facebook】
https://www.facebook.com/いわき夏井ふぁーむ-617311885012156/
【ホームページ】
https://natsui-farm.jimdofree.com/
生産者情報
生産者 | いわき夏井ふぁーむ |
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住所 | いわき市平下大越字南横手129の1 |
電話番号 | 0246-34-9356 |
メールアドレス | 2015karin1220@gmail.com |
情報提供当時と現在の情報が異なる場合がございます。ご了承ください。
写真
小林さん夫婦はお互いに協力しながら農業を進めています。
管理の難しい野菜作りですが夫婦で力を合わせることで乗り越えています。
こちらがリビングマルチを活用している畑です。
リビングマルチとは、麦類を同時に播種し「生きたマルチ」として雑草や風などから作物を守る方法です。
ちなみにこちらの画像で青々と茂っているのが麦で、その間の畝に見えるのがそら豆です。
強風から守ってくれています。
リビングマルチの畑ではそら豆の収穫時期前に麦が自然と枯死するよう調整します。
麦の種類によっては枯死するタイミングがずれることもありますが豆の収穫時には緑肥となっているように管理します。
こちらの人参は画像だと分かりにくいですが非常に大きく育っています。
また農薬や化学肥料を使わないと形が崩れてしまったり、虫食いが多かったりすることが多いですが、勝弥さんは工夫を重ねることでそれらの問題を克服しています。
いわき夏井ふぁーむでは年間を通して多品種の作物を栽培しています。
こちらはオクラとシルクスイート(さつまいも)です。
ハウス栽培の作物も季節で変化します。
こちらはインゲンです。
真ん中がスナックエンドウで両サイドに株張り春菊が植えられています。
その年によってハウスの中で栽培する野菜のラインナップは変化していきます。
株張り春菊のハウス栽培の様子です。
この春菊は葉だけでなく、株ごと収穫します。
全ての圃場でしっかりとした土作りを行い、細かいところまで気を配ることで生命力にあふれた野菜を収穫・出荷することができます。
震災前から農薬と化学肥料を使わない野菜づくりに取り組んできました。
震災後は周囲の協力もあり、ボランティアの受け入れなどを通じてたくさんの笑顔とふれあいました。
いわき夏井ふぁーむの野菜は丁寧に手間をかけて栽培されているのでやわらかく甘みがあると評判です。
未来ある子どもたちのために安全・安心な野菜を届けたいという願いから食育にも力を入れています。
野菜嫌いだった子どもたちが小林さんの野菜なら食べられたと報告をもらうたびに方針が間違っていなかったと自信を持つことができます。
出荷する商品に美味しい食べ方のメモが貼付されていて消費者に喜ばれています。
野菜を通じてその先にある消費者の顔まで意識して取り組んでいます。
株張り春菊(収穫期:12月~2月)、メークイン(収穫期:7月~8月)、そら豆(収穫期:5月~6月)、にんじん(収穫期:11月~2月)