朝採りの新鮮野菜を出荷!
鮮度第一の納品をモットーに、広大な田畑を一人で守り続けています。
藁谷さんは元々、小川町の出身。嫁いだ後、勤めながら農作業を手伝っていました。
ご主人が他界した現在は1人で2.6反歩の畑と1町4反歩以上の田んぼを管理しています。
広大な田畑が荒廃しないよう希望者に貸している畑もあるそうです。
露地にこだわり、有機質肥料で土作りを大切にしながら旬の野菜を育ててきました。
収穫など繁忙期は家族の協力を得ながら、畑仕事に精を出しています。
夏場は朝採りの新鮮野菜を出荷するなど、鮮度第一の納品がモットーです。
大人気の自家製梅干しは市内直売所で購入することができます。
写真

毎日、家から少し離れた畑に何度も足を運び、その日その日で出荷時期を見極めています。
ご主人が他界した現在は広大な田畑を基本的に一人で管理しており、周辺の草刈りも全て一人で行っておりそうです。

畑の堆肥は豚糞を使用しており、肥沃な土壌を保つため、旬の野菜を次々に作付けし大切に育てています。
また、「農薬は値が張るけれど、きちんとその土に合った農薬を選び、適切に使用しているよ。」と藁谷さん。
常に土や野菜の状態を把握し、安定した出荷ができるような野菜づくりをしています。


梅は1反歩ほどの面積で栽培しており、収穫した梅は全て梅干しに加工します。

梅干しに使う赤じそも手作り。

こちらは、畑近くにある梅干し専用の加工施設。
300㎏以上の梅を義理の娘さんと協力しながら加工しています。


収穫した梅と赤じそは毎年6月頃から2ヶ月以上漬け込み、その後、毎日手作業でパック詰めをして出荷しています。
自家製の梅干しは市内直売所で購入することができ、藁谷さんの梅干しを待つお客さんも多いそうです。

藁谷さんは「大きいからおいしいとは限らない。安心して食べてもらう野菜を作り続けたい」と今後の野菜作りにも意欲を燃やしています。
ナス(6月〜10月)、カボチャ(7月〜11月)、ブロッコリー(11月〜5月)、菜の花(11月〜4月)、小松菜(11月〜3月)、キャベツ(10月〜5月)など多数栽培しています。