改良に改良を重ねた土が生み出す至高の一粒。
震災直後の12年前から実家のある小川町で就農。
2016年には平窪でも栽培を開始し、現在は3種・1,800本を育てています。
栽培が終わっても次のシーズンに向けて、剪定~除草~土壌づくりと1年中ブルーベリーの為に愛情を注いでいます。
市内の直売所で購入できるほか、お電話いただければ個人販売もしております。
生産者情報
生産者 | ブルーベリーファーム おおひら |
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住所 | いわき市小川町塩田字塩沢17 |
電話番号 | 0246-83-1860 |
情報提供当時(2024年6月)と現在の情報が異なる場合がございます。ご了承ください。
写真
失敗しても前を向き、試行錯誤を繰り返し、こだわりのブルーベリーを完成させることが出来たのは妻の支えがあったからこそです、と感謝の心を口にした大平さん。
知人のコメ農家から、もみ殻を譲り受け、約20時間かけて夫婦で仕上げた自家製の燻炭(くんたん)。
もみ殻燻炭は水はけや通気性が良くなる一方、比重に対して600倍以上もの保水力があるといわれている為、ブルーベリーの栽培では重要な、保水性・保肥性を高める効果が期待できます。
牛フン・鶏フン・竹チップ・自家製の燻炭などでフカフカの高畝(たかうね)。
表面積が広くなり、太陽熱や酸素が吸収されやすく、また排水性がよくなります。
試行錯誤の末、枯れやすい特徴を持つブルーベリー栽培の肝と言える土壌づくりに成功しました。
育てるのが難しいといわれる、サザンハイブッシュ系のユーリカ・ニューハノーバー・レガシーの3種を栽培。
5月末~7月末まで出荷しており、大粒で皮が薄く、舌触りも滑らかなのが特徴。
1つの実が膨らみ色づき始めてから、3週間ほどの時間をかけて周りの実も濃い青紫色となっていきます。
ブルーベリーの栽培は枯れやすく、管理が難しいもののやりがいを感じる、と大平さん。
震災直後に就農し、風評被害に打ち勝ってやる!という地元愛が美味しい実につながっているのだと感じます。
5月末~7月末まで市内の直売所で販売しているほか、個人販売も行っております(事前にお電話が必要)。
市外や県外へも発送しているとの事なので、大平さんが手塩にかけたこだわりのブルーベリーを是非ご堪能ください。