地域の農業を支え技術の継承にも積極的に取り組んでいます。
年間を通して10種類以上の野菜を広大な土地で栽培しています。
福島県いわき合同庁舎の売店で買えるほか、直売も行なっています。
農業法人として2005年に始まりました。
初めは約25町歩で始まった事業も現在では倍以上になりました。
土耕栽培とハウス栽培の両方を行っており、水耕によるいちご栽培では福島県の品種「ふくはる香」を育てています。
JAに共同出荷しているほか、福島県いわき合同庁舎の売店で販売しています。
今後は100ヘクタールの農地で生産できるようにしていくのが目標です。
【オフィシャルホームページ】
http://www.yuinosato-komagome.com
生産者情報
生産者 | 農業生産法人 株式会社ゆいのさと駒込 |
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住所 | いわき市四倉町駒込字高垣46 |
情報提供当時と現在の情報が異なる場合がございます。ご了承ください。
(取材日:2018年6月20日)
写真

広大な土地で様々な野菜を栽培しています。
ハウスが21棟あり主に水稲の育苗ハウスといちご栽培のハウスとして使っています。
また畑や田んぼは市内各所に点在しており、それぞれの風土に合わせた栽培を行っています。

かぼちゃ畑です。
片側のみにツルが伸びるようにします。
画面左から南風が吹くので、葉や花がめくれてしまうのを防ぐため風下方向に伸ばします。


こちらは大豆の豆まきの様子です。
機械化により、効率良く作業を進めることができます。


春が過ぎた頃から草刈り作業に追われます。
敷地が広大なため重機が入れる場所では重機を使って草刈りを行います。
もちろんあぜ道などは重機が入れないので人の手によって作業を進めます。

水稲は約60町歩の田んぼで6種を栽培しています。
雄大な自然の中でのびのびと育つ作物はいわき合同庁舎の売店で販売すると完売することもあるほど人気です。

広大な敷地で農業を営むには人手が必要になります。
そこで地域の農業を支えるための人材育成や技術の継承・保全に関して積極的に取り組んでいます。
従業員の中には海外からの留学生もいます。

いちごのハウスではオフシーズンになると土の消毒や来シーズンへの準備のため、全て入れ替えます。
こちらは人の手により行われます。

ハウスは3反歩あり、ふくはる香のみを栽培しています。
11月の収穫期になるとこのハウスが実ったいちごの甘い香りで満たされます。