トマトを愛し続けて50年以上。
匠の英知を結集させた、これが我が家の「親バカトマト」!
先祖代々から7代以上続く農家に生まれた小野勝彦さん。
父親の代までは水稲と酪農を営み、勝彦さんの代に“勿来地区の名物トマト”を目指してハウス栽培を始めました。
もみ殻を発酵させた堆肥を使用し、炭を使った土壌改良、木酢液を活用した病虫害の防除など、環境と健康に優しい栽培方法を取り入れながら、50年以上に渡りトマトに情熱を注いでいます。
愛情がたっぷり注がれたトマトは、ハウスに併設された直売所で購入できる他、「親バカトマト」というブランド名でJAの直売所にも出荷しています。
生産者情報
生産者 | トマト耕房小野 |
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住所 | いわき市川部町禾ノ宮83 |
電話番号 | 090-5595-0788 |
営業時間 | 【直売所】 平日 9:00~16:00 ※不在の場合もあります。 ※数量に限りがあります。 |
定休日 | 土・日曜日、祝日 |
情報提供当時と現在の情報が異なる場合がございます。ご了承ください。
(最終取材日:2023年12月14日)
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トマト耕房小野では、エコファーマー認定や、特別栽培農産物の認定を取得しています。
土づくり、化学肥料・化学合成農薬の使用低減に一体的に取り組みながら、環境に配慮した農業を実践しています。
トマトは、13棟のハウスで栽培しており、総栽培面積は約20アール(テニスコート10面分)にもなります。
11月~翌年7月までの9か月間に及ぶ長期収穫を可能にするため、先ずは土作りが重要になります。
そのため、もみ殻を発酵させた堆肥を使用して土壌肥沃度を高めるとともに、炭や木酢液も加えるなど土壌改良にも余念がありません。
炭の空洞になっている構造は肥料の持ちを良くし、保水力の向上を図るのに役立ちます。
木酢液は、病害虫の防除や脱臭などの効果が期待できます。
トマトの受粉には、花粉だけの花でも訪花するマルハナバチに手伝ってもらっています。
花の先端が茶色になったのは、受粉した証です。
風通しや日当たりを良くするために、茎と葉の付け根部分から出てくる脇芽を除去(芽かき)をしたりしながら、枝ぶりを整えています。
質の高いトマトをつくるために、生育不良な実を選別・間引きして、1房の数と形を揃える摘果作業も欠かせません。
8月下旬に定植(苗を植える付けること)したトマトは、11月中旬頃から収穫が始まります。
トマト耕房小野で栽培している品種は、大玉の「ごほうび」。
「ごほうび」はゼリーの部分が少ない分、肉厚で、濃厚なコクと旨味がずっしり詰まっており、食べ応えがあります。
また、肥沃な土壌からミネラルをたっぷり吸収しているため、味に深みもあります。
こだわりが詰まった高品質のトマトは、「親バカトマト」というブランド名でJAの直売所「J Aファーマーズマーケットいがっぺ」などで販売しています。
また、ハウスに併設された直売所でも直接購入が可能です。
※数量に限りがあるため、事前にお電話にてお問合せください。
環境に配慮した栽培方法は、美味しいトマトを作るだけでなく、消費者の安心と信頼にもつながっています。